統括医療体制における民間MC医師の認定資格要件
（下記の1-６のすべての要件を満たすこと）

1. 医師免許を有すること（取得後5年以上）
2. 民間MC医師として3年以上の経験を有すること。
3. 地域MC協議会に緊密な連携を構築できる医師であること。
4. 日本救急医学会の専門医であること。
5. 日本救急医学会が実施する「メディカルコントロール医師に対する研修」アドバンス講習の受講または講師、あるいは日本臨床救急医学会・厚生労働省・日本救急医療財団の行う「病院前救急医療体制にかかわる研修」などの受講または講義の経験があること。
6. 病院前救急医療のメディカルコントロールに対する以下のいずれかの経験の一つに該当すること。
   
   1. （1）メディカルコントロール協議会での役職・業務についた経験を有すること。
   2. （2）消防学校での救急隊員教育または、救急隊員を対象とする救急救命士養成所での救急救命士教育において、講義もしくはシュレーションの指導経験を有する事。
   3. （3）病院前救急現場（ドクターカー・ドクターヘリ、病院救急車の同乗、その他の救急搬送などを含む）での医療経験があること。
   4. （4）消防機関の指示・指導医として委嘱され、オンライン・メディカルコントロールの直接的指示や事後検証・プロトコルの策定を行ったことがあること。